インターネット検索大手のグーグルは、観光地がパノラマ画像で見られるサービス「スペシャルコレクション」を8日から始めた。今のところ全国15カ所が対象で、うち12カ所は旭山動物園(旭川市)など道内の観光地。同社は「実際に歩いた目線で観光気分が味わえる」とPRしている。

 同社が提供する地図と画像を組み合わせた「ストリートビュー」サービスの一環。これまでは道路上から撮影した風景を画像で公開するだけだったが、各観光地や施設の許可を得て、動物園や植物園の中、展望台からの眺めなどの画像が見られるようにした。

 「グーグルマップ」のサイトで、行きたい観光地名を検索すると見ることができる。画像は方向指示により360度、自由に見渡せ、歩行者と同じように移動もできる。

 旭山動物園以外で画像が公開された道内の観光地は次の通り(いずれも札幌市内)。 ▽札幌ドーム▽北大▽北大植物園▽札幌芸術の森野外美術館▽滝野すずらん丘陵公園▽中島公園▽羊ケ丘展望台▽北海道開拓の村▽真駒内公園▽円山動物園▽モエレ沼公園

 プロ野球北海道日本ハムのパ・リーグ優勝から一夜明けた7日午前、道内の百貨店やスーパーで一斉に優勝セールが始まった。ファンや主婦、お年寄りらが詰め掛け、優勝の喜びをかみしめた。

 札幌市内の丸井今井札幌本店と三越札幌店は系列店になったことから初の合同セール。両店の入り口では、双方の社員が並んで両社の屋号入りのまんじゅう「優勝おめでとうまん」を振る舞った。

 丸井今井札幌本店では開店の3時間前から並び始め、開店時には約400人が行列。500個が14分でなくなった。一番乗りだった同市東区の直井(なおい)秋芳さん(74)は「うれしさもひとしお。しばらく記念にとっておきます」。各階では目玉品のコーナーに人垣ができた。

 JR北海道の五稜郭駅ホームに5日、中学生が描いた幅約6・5メートルの大きな絵が設置された。車窓から乗客の目を楽しませようと、同駅が函館の港中に依頼。美術部の生徒12人が未来の五稜郭駅をイメージし、約50日間かけて新幹線などを描いた。5日の除幕式では、2年の今村奈央さん(14)が「笑顔が絶えない駅になることを願って描きました」とあいさつし、絵の布がはずされた。(松崎聖子)

 絵は横651センチ、縦186センチで、ベニヤ板7枚分の大きさ。五稜郭公園と五稜郭タワー、虹のレールに乗って走る新幹線、夜空に舞う雪、古い建物など、歴史を残しつつ発展する近未来の五稜郭駅周辺の想像図が描かれている。

 生徒は8月から制作を始めた。道立函館美術館の開港150周年記念展や図書館の資料を参考に、今昔の街の移り変わりについて調べ、全員で案を出し合って構図を決めたという。耐水性の絵の具「スクールガッシュ」を使って、風雪に耐えられるよう何度も塗り重ねるなどし、9月いっぱいかけて完成させた。

 除幕式で絵が開帳されると生徒や駅員から大きな拍手が起こった。高梨潤駅長は「永久的に飾ります」と満足げ。2年の盛田実沙さん(14)は「自分たちが描いた絵が駅に飾られるなんて、すっごいうれしいです」と喜んでいた。

 絵の設置場所は駅舎に近い3番ホームの壁で、停車、通過するすべての列車から見ることができる。

 【奈井江】町内産のトマトの消費につなげようと、町内の手打ちそば店「からまつ園」が、町内産ミディトマトをつゆに使った「トマトそば」を10日から販売する。  甘みが強く濃厚な味のミディトマト「シンディスィート」とタマネギを細かく刻み、道産の豚肉と合わせて煮込んだつゆで味わう。さわやかな酸味と、こくのある味わいが特長だ。  1杯800円。本店と町内にある道の駅店、イオン三笠店で提供する。店主の佐藤正光さん(45)は「奈井江の新名物になってほしい」と期待している。(野呂有里)

 【白老】9月30日に国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録されたアイヌ古式舞踊をテーマにした「アイヌ文化フェスティバル」(実行委、アイヌ文化振興・研究推進機構主催)が10日午後0時半から白老中央公民館(本町1)で開かれる。今回は若手伝承者が復元した古式舞踊のお披露目もあり、国際的に認められたアイヌ民族の文化を発信する。

(門馬羊次)

 毎年、白老で開催される同フェスでは、アイヌ民族博物館と白老民族芸能保存会の町内の2団体が伝統舞踊の公演を行ってきた。今回は新たに同館学芸員の北原次郎太さん(33)ら札幌、帯広などの若手文化伝承者15人が、昭和初期の映像や資料を元に復元に取り組む舞踊を披露する。

 失われつつある踊り「タプカラ(踏舞)」や、昔ながらの動きを取り入れた鶴の舞などを再現するもので、北原さんは「言葉にならない魅力を感じます」と話す。

 また、同館のアイヌ語教室に通う子ども約10人がエムシリムセ(剣の舞)などを発表するほか、民族の伝統楽器トンコリ奏者のOKIさんのライブや、バイオリン、アコーディオンとの共演なども行われる。

 踊り手と来場者が一緒に古式舞踊を踊る企画もあり、実行委は「世界に発信されたアイヌ文化を体感してほしい」と話している。入場無料。問い合わせは実行委(電)0144・82・4240へ。

 【芽室】芽室南小(久末光範校長)の4年生15人が6日、芽室町農協の農産物直売所「めむろファーマーズマーケット愛菜屋(あいさいや)」で、同校の畑で収穫したジャガイモを販売した。  同小は農協青年部中伏古支部の指導を受けながら、児童がジャガイモを毎年栽培している。今年から消費者と触れ合う場をつくろうと、総合学習の時間を利用して店頭販売に取り組んだ。  用意されたジャガイモ80キロは前日に1キロずつ袋詰めし、当日は1袋100円で売り出した。児童たちは「安いよ安いよー」と買い物客に呼び掛け、1時間ほどで完売。元気に声を上げていた山川達也君(10)は「僕たちが作ったおいしいイモがたくさん売れてうれしい」と笑顔を見せた。(大場俊英)

 【伊達】市開拓記念館が収蔵する縄文遺跡のクマ彫刻のスプーンなど重要文化財(重文)43点が、九州国立博物館(福岡県)に展示されることになり、9月30日に発送された。伊達の縄文遺跡の重文は本州で展示されたことはあるが、九州では初めて。

 展示されるのは、シカの角にクマの彫刻をあしらったスプーン3点、北九州産とみられるイモガイの腕輪など重文計43点。いずれも約2千年前の続縄文文化に属する「有珠モシリ遺跡」から発掘された。

 同博物館が特別展「古代九州の国宝」に備え、「縄文時代の九州と北海道の交流を浮き彫りにしたい」と貸し出しを要請した。同時に、文化交流展(常設展)「海の道、アジアの路」向けに、「有珠4遺跡」から発掘された近世アイヌ文化期の副葬品の太刀や耳輪など15点も貸し出す。

 展示は10月20日から11月29日まで。大島直行市噴火湾文化研究所長は「伊達市の発掘資料が高く評価された証し」と歓迎。九州から銅鏡や銅矛の貸し出しを受ける予定という。(田村晋一郎)

 【上ノ国】町が所蔵する旧石器時代から縄文時代にかけての石器など約760点を展示する企画展「上ノ国の石器」(町教委主催)が1日、旧笹浪家住宅の付属土蔵で始まった。町教委によると、ほとんどの展示品が初公開という。(大内聡顕)

 町内の遺跡などから見つかった多数の土器や石器などは、町郷土資料館に展示されていたが、1988年に同館が閉館した後は、収蔵庫に納められたままになっていた。

 ここ数年、町教委がこうした土器や石器の整理事業に着手したところ、出土した遺物だけでなく、町に寄贈された個人の収集品も多数確認された。

 そこで今回、長い間人目に触れる機会がなかった収蔵品のうち、石器類を中心に公開することにした。

 寄贈品の中で目をひくのは、町内の桂岡駅長を長く務めた福士祐治さんが、1975年に寄贈した縄文時代の石器類。

 桂岡や長万部などで採取した石鏃(せきぞく)(石の矢尻)やつまみ付きナイフ、スクレイパー(皮なめし)など約500点に上り、今回すべてを展示している。

 このほか、笹浪甲衛さんが寄贈した335点のうちの約50点など。

 寄贈品以外では、町内湯ノ岱の天の川左岸段丘で発見された後期旧石器時代(3万年〜1万年前)の石刃や、石刃を削り取った元の石の石刃核など10点も珍しい。

 旧笹浪家住宅で観覧料300円を払えば、同住宅と併せて見学できる。

 11月8日まで(月曜休館)。

 選手数減少などに伴い廃止された女子競輪が、ほぼ半世紀ぶりに復活する見通しであることが2日、分かった。来年春には選手を募集する見込みで、2011年からの実施に向けて検討する。  競輪を統括するJKAによると、各団体幹部による競輪政策決定会議で女子のレースを再開する方針を決定。売り上げ減少など人気が低迷している現状の打開策として、また将来的な五輪での女子の「ケイリン」採用を見据えての導入となる。  女子競輪は1948年に誕生し、翌年から車券対象となったが、結婚や出産などによる選手不足のため64年に廃止された。
【岩見沢】今春完成したJR岩見沢駅と公共施設を兼ねた岩見沢複合駅舎が1日、2009年度のグッドデザイン賞(財団法人日本産業デザイン振興会主催)の特別賞「ベスト15」に選ばれ、最高位の大賞候補となった。<北海道新聞10月2日朝刊掲載> (via 岩見沢駅が大賞候補 グッドデザイン賞特別賞−北海道新聞[道内]
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【岩見沢】今春完成したJR岩見沢駅と公共施設を兼ねた岩見沢複合駅舎が1日、2009年度のグッドデザイン賞(財団法人日本産業デザイン振興会主催)の特別賞「ベスト15」に選ばれ、最高位の大賞候補となった。<北海道新聞10月2日朝刊掲載> (via 岩見沢駅が大賞候補 グッドデザイン賞特別賞−北海道新聞[道内]

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 【岩見沢】今春完成したJR岩見沢駅と公共施設を兼ねた岩見沢複合駅舎が1日、2009年度のグッドデザイン賞(財団法人日本産業デザイン振興会主催)の特別賞「ベスト15」に選ばれ、最高位の大賞候補となった。<北海道新聞10月2日朝刊掲載>
 【斜里】「僕はノラ。知床の滝にすみ着いて5年目。今では全国にファンがいるんだ」−。網走管内斜里町ウトロにある世界遺産・知床の観光名所「オシンコシンの滝」に居着いた猫が観光客に愛嬌(あいきょう)を振りまき、今やインターネットでは「全国区」の人気者となっている。<北海道新聞9月29日夕刊掲載>

 【せたな】北檜山歴史散歩会(桜庭博会長)のメンバー14人が27日、町内北檜山区の小川、二俣両地区で「化石探訪」を楽しんだ。(野崎正夫)

 同会は郷土史に関心を持つ町民37人が会員となり、道南の歴史を学んでいる。

 この日最初に訪れたのは小川地区の鶯(うぐいす)橋。橋の上から見える川の斜面では1977〜79年にゴンホテリウム(象の祖先)やデスモスチルス、ジュゴンの化石が1500万年前〜2000万年前の地層から発見されている。

 続いて同地区の町道滝ノ上線沿いで、石炭が露出している2300万年前の地層や、かつて採掘されたマンガン鉱床の坑口を見学。二俣地区の賀老川では、川岸や川の中から貝の化石を含む緑色凝灰岩を探して観察した。

 それぞれの場所で桜庭会長から説明を聞いた会員たちは、「象やジュゴンがいたなんてすごいね」「ここは昔は海底だったのね」などと語り合い、太古のロマンに思いをはせた。

 イギリス南西部の港町セント・アイブス在住の画家エリック・ウォードさん(63)が10月1日から、札幌市中央区旭ケ丘のギャラリー門馬で絵画展を開く。「光の美しく生き生きとした街、札幌に魅了された」と話し、連日、大通公園や中島公園の池などを訪れ、札幌の「いま」を描いている。

 ウォードさんは札幌在住の息子リチャードさん(37)を訪ねて9月15日に初めて来日した。もとはロブスターやサバを捕って生活していた漁師。39歳のころ、船の上で息子たちの道具で絵を描いてみたのが楽しくなり、プロの元で学んだ後に画家に転向した。

 生まれ育ったセント・アイブスは、美しい街並みや海の青に魅せられて絵画や陶芸などを制作する多くの芸術家が暮らす港町。この町で港湾長も経験しているウォードさんは、漁船が停泊する港の風景や、街のパブで演奏するジャズミュージシャンなどを、温かい目で見つめながら描き残してきた。

 1996年には、BBC(英国放送協会)がウォードさんの人生を描いた特集番組を放映し、タイム誌が「自然体で才能あふれる男」と紹介している。

 札幌の絵画展には、札幌の街角や有珠山などを描いた油絵やスケッチ約30点を出品。セント・アイブスゆかりの技法で陶芸を制作する札幌在住の三橋エリさんの作品も展示される。3日午後3時からはウォードさんが古里や絵に対する思いを語るアーティストトークもある。入場無料。14日まで。(長谷川唯)